マイケルって呼ばれるマイケルの気持ち考えたことあんの



イメージとは怖いものである。

がたいのいい人はドラマー

ちょっと変わった個性的な人はベーシスト

繊細でメンヘラ気質、およびナルシストイケイケタイプはボーカル

みたいな。勝手なイメージのくくりがある。

なんと横暴だろう。いいじゃんメンヘラのドラマーとかいても。


「ちょっと傷心気味な日はBPM40にしちゃおっかな」
 

1曲15分くらいかな。メンバーもしっかり傷心できる。めっちゃグルーヴでると思う。

今日はそんないわゆるイメージが生んだ悲劇の話

高校3年生 卒業式の前日

友達

「今から市の体育館にバスケしに行こうぜ!」

高校生当時は

友達の友達は友達方式でどんどん知り合いが増えていったのを覚えている

今回もそんなノリで、我が校メンバーに加え、鈴鹿高校のバスケ部の方々も一緒に試合をするという話であった。

四高vs鈴高 

最初はお互い  ウィッス…

みたいな感じだったけど、そこは高校生。

数十分後には  ウィッスww

スポーツを通じて生まれる交友。素晴らしい。

そこまではよかった

黒人 現る


本場アメリカ(勝手に断定した)のバスケットプレイヤーの登場。

ざわつく一同。

そして我々が休憩にはいったとき、事件は起こる


黒人、我々のコートで一人ダムダムやり始める。

突然自分たちのコートでシューティングを始める黒人。


しかも一人でオールコート。 さすがUSAだ。 スケールが違う。

だが、もちろん彼がいては我々は試合ができない


四高「え、ちょ、彼なんなんいきなり」

鈴高「 あぁあれ? あれはマイケル。」

四「え!? 知り合い!!??」


鈴「そそ。こいつのツレ。な?」

鈴高の少年B「うん。中学おれと一緒。」


四「え、じゃぁちょっとしゃべってきてよ



鈴B「え、ムリ・・・。」




友達ってなんだろな(哲学)



しかも聞くにマイケルは我々の7つ年上という。


全く状況はつかめないが、なんやかんやで鈴高の少年と同じ中学校の卒業生のマイケルが我々のコートに加わった。



とりあえず四高、鈴高、マイケルの15人で3チーム作って、



勝ち残りで試合をしようという流れに。






最初は楽しかった。みんなでわいわいやってた。


だがマイケルがプレイするたびに



周りのガヤ 「マイコー!!マイコー!!!フォオォォ!!オウケエェェェエイィィ!!!!」



わかる。本場アメリカ(勝手に断定した)のプレイヤーだもんね。

こっちもアメリカのノリ(勝手なイメージ)でいかないとね。

そしたらマイケルもテンションあがっちゃったみたいで



オフェンスもディフェンスもなんか全部一人相撲。


しかもそれほど上手いわけじゃないから辛いところ


彼と同じチームのやつ「・・・・。」





他の奴「マイコオォゥゥオゥ!!!!フォォォゥゥゥオオォウ!!!」


マイケルはとっても上機嫌である。



ただちょっとあんまり一人相撲するもんで試合にならなくなってきた。



そんでまぁ疲れたしそろそろ終わるかと。

スポドリ飲みながら友人たちと座ってしゃべっていると


なんとなくマイケルがやってきた。


完全にいじられキャラと化したマイケル。

そんなマイケルと



「ダンスが得意な森君(事実)がもうすぐアメリカでダンスでデビューするんだ(大嘘)」

こんな話をしていた。

マイケルも最初は うそぉ みたいな感じだったけど、

森君の力説でなんだか信用しだしたようだ。



森君は英語で中央大学の法学部に行ってしまうくらい英語が得意だった。

彼が流暢に話す英語はすごかった。

いや、すごいのはすごいんだけどさ、


さっきからマイケルむっちゃ日本語やねん。


森「 I will be danceing なんちゃらかんちゃら・・・・・・   。」

マイケル 「えぇー、それはうそだよさすがに。 ほんとなのー?」

森「YHAR. I’m ペラペラペラ・・・・。」

マイケル 「うわぁーすごいね。いつ頃アメリカ行くの?」

森「Probably it is ・・・・・・・・。」

マイケル 「そうなんだ! すごいねー!頑張ってね!」


何かがおかしくないですか


人類史上ここまで二度手間な会話があっただろうか。


この意味不明な状況に我々は笑いが止まらない

そして会話は続く

マイケル「・・・・・・ふーん。 ちなみになんてダンススタジオなの?」


森「It is called PHAT DANCE STUDIO.」

マイケル「え、ちょ、・・え?ファッツダンススタ・・・え?」

森「PHAT DANCE STUDIO!!」

マイケル 「ブヮットダンススタ、、え?ファ・・え、ファットダ、え?ん、ファ

森「PHAT DANCE STUDIO!!!!」



レクチャーすんなww


黒人が日本人に発音を教わる絵はもう二度とみられないだろうな



いろんな感情を胸に我々は体育館をあとにしたのだった。







ちなみに帰り際に発覚したのだがマイケルの名前は別にマイケルではないらしい




最初に雰囲気でマイケルとか呼び出したやつ出て来い


マイケルもマイケルである。(マイケルではない)

なんで最後までつっこまなかったんだろう。

甘んじてマイケルの名を受け入れた彼の懐の大きさには敬意を払わざるを得ない

四「え、ちなみにほんとはなんていう名前なん?」

鈴「それが誰もしらんのさ」

U☆S☆A!

U☆S☆A!

これがアメリカスケールだ(勝手に断定)

外国で 田中太郎 と呼ばれても、甘んじて受け入れていきたい